いま多くの国民はあなたに逆らい、集まって言う、 「どうかシオンが汚されるように、 われわれの目がシオンを見てあざ笑うように」と。
しかしあなたは自分の兄弟の日、 すなわちその災の日をながめていてはならなかった。 あなたはユダの人々の滅びの日に、 これを喜んではならず、 その悩みの日に誇ってはならなかった。
その時「あなたの神、主はどこにいるか」と わたしに言ったわが敵は、これを見て恥をこうむり、 わが目は彼を見てあざ笑う。 彼は街路の泥のように踏みつけられる。
そこで彼の治世の九年十月十日に、バビロンの王ネブカデレザルはその軍勢を率い、エルサレムにきて、これを包囲し、周囲に塁を築いてこれを攻めた。
シオンを憎む者はみな、 恥を得て、退くように。
しかし彼はそのようには思わず、 その心もそのようには考えず、 かえってその心は滅ぼすことを思い、 あまたの国々を倒そうとする。
ああ、多くの民はなりどよめく、 海のなりどよめくように、彼らはなりどよめく。 ああ、もろもろの国はなりとどろく、 大水のなりとどろくように、彼らはなりとどろく。
そしてアリエルを攻めて戦う国々の群れ、 すなわちアリエルとその城を攻めて戦い、 これを悩ます者はみな 夢のように、夜の幻のようになる。
それゆえ、主なる神はこう言われる、ツロよ、わたしはあなたを攻め、海がその波を起すように、わたしは多くの国民を、あなたに攻めこさせる。
彼らは心をひとつにして共にはかり、 あなたに逆らって契約を結びます。
主なる神はこう言われる、わたしが昔、わがしもべイスラエルの預言者たちによって語ったのは、あなたのことではないか。すなわち彼らは、そのころ年久しく預言して、わたしはあなたを送って、彼らを攻めさせると言ったではないか。
その日には、わたしはエルサレムをすべての民に対して重い石とする。これを持ちあげる者はみな大傷を受ける。地の国々の民は皆集まって、これを攻める。